起業家、経営者十戒

ギフォード・ピンチョーの「社内企業家」(イントラプルナー、イントラプレナー)より

1. 毎日クビを覚悟で働くこと
2. 自分の夢の実現を妨げる命令は、すべて回避して実行しないようにすること
3. 自分のプロジェクト推進に必要な仕事は、職務規定に拘束されずにすべてやってしまうこと
4. 協力者をつくること
5. 協力者の選定にあたっては、自分の直感に頼り、もっとも優秀な人物とだけ一緒に仕事をすること
6. できるだけ長く地下活動に徹すること。公式になると、各部門の拒絶反応を誘発することになるから
7. 自分が直接関与できるプロジェクトにのみ全力投入すること
8. 失敗して許しを請うほうが、プロジェクトのスタートの認可を請うよりもたやすいものだということを心得ておくこと
9. あくまでも目標を目指すこと。ただし、目標に到着するためには、現実的な姿勢で臨むこと
10.社内の後援者を尊ぶこと

ユニクロ 柳井CEOの十戒「一勝九敗」より

◆起業家十戒
1.ハードワーク、一日24時間仕事に集中する。
2.唯一絶対の評価者は、市場と顧客である。
3.長期ビジョン、計画、夢、理想を失わない。
4.現実を知る。その上で理想と目標を失わない。
5.自分の未来は、自分で切り開く。他人ではなく、自分で自分の運命をコントロールする。
6.時代や社会の変化に積極的に対応する。
7.日常業務を最重視する。
8.自分の商売に誰よりも高い目標と基準を持つ。
9.社員とのパートナーシップとチームワーク精神を持つ。
10.つぶれない会社にする。一勝九敗でよいが、再起不能の失敗をしない。キャッシュがつきればすべて終わり。

◆経営者十戒
1.経営者は、何が何でも結果を出せ
2.経営者は明確な方針を示し、首尾一貫せよ。
3.経営者は高い理想を持ち、現実を直視せよ。
4.経営者は常識に囚われず、柔軟に対処せよ。
5.経営者は誰よりも熱心に、自分の仕事をせよ。
6.経営者は鬼にも仏にもなり、部下を徹底的に鍛え勇気づけよ。
7.経営者はハエタタキにならず、本質的な問題解決をせよ。
8.経営者はリスクを読みきり、果敢に挑戦せよ。
9.経営者はビジョンを示し、将来をつかみ取れ
10. 経営者は素直な気持ちで、即実行せよ。

新事業というのは、システマチックな手順で円滑に進めることで上手に離陸できるものではなく、(企業、事業)創業責任者とそのグループの執念が社内外と激しくぶつかりながら、問題を一つ一つ潰していき、激しく走らないと成功しないものというのが一般的であるわけです。
とはいえ柳井氏の経営者十戒はさすがに精神論のみと感じてしまいますが、起業家十戒は教訓として素晴らしいと思います。
こう感じるのも自分が独立開業する意欲・環境をもう持たないからなのでしょうか。