接客(たいてい)7大用語と英語

 現在、会社の通信教育を受けています。
 変革型リーダーシップコースや上級管理職コースと言った興味深い部分は
昨年までで修了したので、ビジネス英語を選びました。

 しかし、当初から不安に思っていたhearingで大苦戦しています(*_*;読み書き
なら辞書片手に何とかなるのですが、難しいですね。
 Siri等でインチキテキスト起こしをしようとしても、早口な部分は認識できて
いないことが多く、何度も何度も繰り返して聞いている状況です。ずるい事は
できないものです。

 さて、仕事がらみで接客7(5だったり10だったり各社マチマチ)大用語
も少し気になっていましたので、英語学習中に面白いと感じたことを書きます。

◆そのままいけそうなもの
 「いらっしゃいませ」
 「おそれいります」等

◆「少々お待ちください(ませ)」「少々お待ちいただけます(でしょう)か」
1)「少々お待ちくださいませ」→たとえば Just a moment,please. 
2)「少々お待ちいただけますでしょうか」→たとえば Would you wait a little?
 見てのとおり、2は疑問文です。しかしながら、日本人の接客にあたる人が英語
ほど確認の意味の問い合わせニュアンスを含めて発しているかというと疑問が残り
ます。1も2も同じような気持ちで発していないでしょうか。

 われわれの業界でいえば、レジでの売価確認等数秒から十数秒で終わるもので
あれば、確認という要素は皆無であるので1が適切です。
 一方、調剤で疑義照会する時等数分から十数分かかる場合には1よりも2が適
切であるように思います。Would you wait a little? にNoな場合もあるわけです
から(待たずに買い物に行ったり、ちょっと電話かけてくると表に出たり)。

◆「お待たせいたしました」
 日本語ですと、これ一つで支障はありません。
 感謝と非をわびる謝辞の要素が含まれていますし、お辞儀の角度や声のトーン
で、お待たせした時間の申し訳なさを表現したりもできます。
 調剤でそれほど待たせず薬を用意出来た場合は、15度程度の会釈で充分でしょう
し、30分以上お待たせしている時などは自然と30度,45度になっているのではない
でしょうか。

 英語の場合は1)謝る場合 2)感謝する場合に分かれますので、文言の使い分けが
不可欠ですね。あえて一本ならI'm sorry to have kept you waiting.ですかね。
1)I'm sorry to have kept you waiting.
または I'm sorry for the delay.
2)Thank you for waiting.

 以上、多国語を勉強するというのは自国語を見直す良い機会になると感じました。
勉強は楽しいです(^^♪