完璧と継続

全ての事を完璧にやろうとすると、当初は出来てもどこかで続かなくなって破綻し、何もしなかったのと変わらない事になる。

[事例1]
何かの機会(年賀状作成時等)に住所録のデータを完璧にしようとPCや携帯の連絡帳を編集しだす→一気に終わらなかった残りは更新されないまま…また、転居した人などの更新をさぼり、いずれ情報が不正確になっていく…
そして、翌年の年賀状作成時に(繰り返し)

[事例2]
携帯のカメラ性能が上がった事で、気軽に撮影しつつ、後々も鑑賞にたえる写真が増えた。それをPCに移して管理しようとした時、最初はフォルダ分けを一生懸命していたが、いずれ面倒になったりフォルダ分類に迷っての保留が多くなり、フォルダ分けそのものが無意味になる。

[事例3]
上司(又は業務改善部門)から最優先業務と言われたときに、前回最優先業務と言われたがまだ完了していない案件を気にはかけつつも棚上げしているうちに、いずれ忘れてしまう。その繰り返しで何も徹底・完了できない。そして仲良しクラブだけでの論議を繰り返し、仕事をした気になってしまうので…なかなか成長しない。

さて、1の事例は自分でも毎年繰り返してしまってまして(^^;;、近年は諦めました。諦めても不都合はあまりないんですよね。
早めに、『やめる』のも選択肢。
FACEBOOKが普及する事で管理する件数が減ると、うまく回るような気はしてます。

2は、年月日情報に加えて、GPSで位置情報が記録されるようになり、iPhotoのタグ付けを少し加える事で、楽に管理が出来るようになりました。負担が少ない事に加えて、タグの場合はフォルダ分けと違い、曖昧なものも複数付けたり出来るので、継続が出来ます。
写真に限らず、どちらに所属させるか微妙な事というのは多いものです。そこで『ストレスなくできる方法に変え』れば、続くようになるんですよね。

3は、マルチタスクでありながら、業務優先度を付ける事が大事ですよね。優先度を判断する為には経験も必要です。経験不足でわからないなら、上司(又は業務改善部門)に聞いてでも自分が何をやるべきなのか、『優先順位を把握して行動』するのが大切だと思います。