顧客視点を本物に
=某会議で感じたこと=
Amazonのジェフ・ベゾスCEOは、会議の際に一番の上座を必ず空席にする。
→なぜなら、そこは社内の人間ではなく、最も大切な顧客のためのものだから。
もし、そこにお客様が座っていたらどう思うか?どんな不満を持つか?上座を前にそれらを意識しながら、顧客視点で意思決定をしていく。
日本は広告宣伝費に比して、調査にかけるコストが主要国で中国と並び最低です。お客様の考えていることを「聴く」ことなしに、チラシやCMのPromotionや安易なポイント付与・値引きのPriceダウンにばかりコストをかけている。
コトラー博士が日本のマーケティングが遅れていると指摘しているのも無理はありません。マーケティング3.0どころか、Promotion偏重でマーケティング1.0のマーケティング・ミックスすら不十分なのだから。
企業アカウント等の双方向オウンドメディアというのは、そういう点でもコストをかけてでもお客様の声を聴き、関係を深くしていく、最終的にはお客様に(製品開発や販売に)協力していただき共創するための重要なツールなのです。