「直感的なUI」の勘違い

ネコメシCEOブログ
http://necomesi-ceo.hatenablog.com/entry/2013/03/29/185343
直感的なUIとは予想した通りの結果が得られるもののこと

を読んで納得でした。
 記事中で独特のUIで人気のClear(私も気に入って使ってます)を取り上げて「こういうUIは基本的にどれも玄人向けで、操作がジェスチャの塊になってしまっているものは、それが使いこなせる俺カッケー感が高くて自己顕示欲を満たしやすい。‥‥直感的なUIとは何か。人が遭遇してきたさまざまな物理現象に対する基本的な感覚と、生きて行くうえで体験するさまざまな出来事を通じた経験値の蓄積から結果が予想できて、そして実際に予想通りの挙動をするUIのことだ。‥‥予想した通りの挙動が実際に行われるということこそがUIに求められるデザインであるし、その結果、高いUXが得られるためには良いコンテンツこそが必要となる。」
 いやー、本当にその通りですね。

 ちなみにWebサイトのシニア向けアクセシビリティランキングというのが行われていて↓
http://www.tribeck.jp/release/130326.html
 1位 日本生命 2位 かんぽ生命 3位 本田技研 といずれも伝えたい情報をシンプルにまとめたサイトになっています。おそらくヒートマップ分析なども繰り返し行い精査しているのでしょう。
 では調査した31社の最下位はどこだったかというと、なんとAppleだったのです。
 私なんかが見るとカッコよくて(これは間違いない)使いやすいように(一見)見えるAppleのサイトがシニアにとっては使いにくい。

 UI,UXは奥が深いですね。